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コーヒー豆の種類とは?品種や特徴を分かりやすくご紹介!コーヒー豆選びの参考に

皆さんは、お好みのコーヒー豆はありますか?

noa
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キリマンジャロやグァテマラなど有名な名前なら聞いたことはあるけどそれぞれどんな特徴があるのかは分からない…

私のように有名なコーヒー豆なら知っているけど、コーヒー豆についての特徴をご存じではない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方のために、今回はコーヒー豆の種類と特徴について調査してみました。

ぜひ最後までご覧ください。

コーヒー豆の品種とは?

まずコーヒー豆の種類をご紹介する前に、コーヒー豆の品種についてご紹介いたします。

コーヒー豆の品種は、3種類あります。

  1. アラビカ種
  2. ロブスタ種
  3. リベリカ種

日本に流通しているのは、アラビカ種とロブスタ種が殆ど!

リベリカ種は生産量が少ないため、輸入されていません。

それではコーヒー豆の品種について、それぞれご紹介致します。

①アラビカ種

アラビカ種
原産地アフリカのエチオピア
世界の流通量60~70%程度
栽培標高1,000~2,000mの熱帯高地が良い
霜、乾燥、病害虫に弱い
栽培が難しいため、収穫量が少ない
特徴酸味が強い
花のような甘い香り
種類ブラジル
コロンビア
モカ
グァテマラ
マンデリン
など
使い方レギュラーコーヒー

レギュラーコーヒーの殆どが、アラビカ種!

noa
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コーヒー豆で有名なコロンビアやモカ、グァテマラなどもアラビカ種♪

酸味が強く、花のような甘い香りが特徴的なアラビカ種だからこそレギュラーコーヒーで楽しむことができます。

しかし標高の高い場所が好ましく、天候に左右されやすいなど栽培が難しい品種としても知られています。

そのためロブスタ種に比べて、収穫量が少ないことが特徴です。

②ロブスタ種(カネフォラ種)

ロブスタ種(カネフォラ種)
原産地アフリカのコンゴ
世界の流通量30~40%程度
栽培標高300~800mの低高度
高温多湿でも育ち、耐病性に強い
一度に沢山収穫可能なため、安価
特徴酸味が少なく、苦味が強い
渋みがある
麦茶に似た香ばしい香り
種類ベトナム
使い方缶コーヒー
インスタントコーヒー
アラビカ種とのブレンド
アイスコーヒー

手軽に楽しめる缶コーヒーやインスタントコーヒーの原料が、ロブスタ種!

アラビカ種に比べて強い苦味が特徴的なことから、ブレンドコーヒーやアイスコーヒーの原料としても使われています。

またロブスタ種のコーヒー豆を栽培していることで有名なのが、ベトナムです。

noa
noa
地元ベトナムでは練乳(コンデンスミルク)を加えたベトナムコーヒーが大人気!
noaの夫
noaの夫
ベトナムコーヒーは、とにかく甘いのが特徴なんだって!

③リベリカ種

リベリカ種
原産地西アフリカのリベリア
世界の流通量1%未満
栽培低温/高温、多湿/乾燥など様々な環境に対応可能な品種
病害に強い
特徴苦味が強い
使い方少ない生産量のため、殆ど輸入されていない

アラビカ種やロブスタ種に比べ、世界の流通量が圧倒的に少ないことが特徴であるリベリカ種!

少ない生産量のため、日本にも殆ど輸入されていません。

noa
noa
日本に輸入されているコーヒー豆は、殆どがアラビカ種とロブスタ種だと知っておこう!

コーヒー豆の種類や産地、特徴

コーヒー豆の産地

有名なコーヒー豆の種類や産地、特徴を地域ごとにまとめてみました。

noa
noa
こんなに色々な種類があるなんて驚いたよ~

南アメリカ

南アメリカ
コロンビア・産地:コロンビア産
・フルーティーで豊かな甘い香り、しっかりした酸味
・クセがない、まろやかなコク
・重厚な風味でバランスが良い
・バランスの良さからブレンドコーヒーのベースに使われる
・最上級のコーヒー豆
・南米のコーヒー生産量では第2位(第1位はブラジル)
ブラジル/サントス・産地:ブラジル産
・やわらかい苦味と酸味でクセがない
・ドライフルーツのような甘い香り
・苦味、酸味、コク、香りなど全体的にバランスが良い
・バランスの良さからブレンドコーヒーのベースに使われる

コロンビアもブラジルもコーヒーで有名な国!

どちらのコーヒー豆も、フルーティーな香りとバランスが良いことが特徴的です。

北アメリカ

北アメリカ
メキシコ・産地:メキシコ産
・酸味と爽やかな香りが丁度良く、バランスが良い
・コクがあり、やわらかで上品な風味
グァテマラ・産地:グァテマラ産
・フルーティー、フローラルのような芳醇な甘い香り
・上品ですっきりとしたフルーツのような酸味
・ほのかな苦味、爽やかな後味
・チョコレートのような甘さとコク
・苦味、酸味のバランスが良い
・バランスの良さからブレンドコーヒーのベースに使われる
ブルーマウンテン・産地:ジャマイカ産
・苦味、酸味、コク、香りのバランスの良さが絶妙
・軽やかな風味、繊細な味わい・バランスの良さから、コーヒーが苦手な方でも飲みやすい
・世界三大コーヒーの一つ
クリスタルマウンテン・産地:キューバ産
・ジャマイカ産のブルーマウンテンに似た味わい
・甘い香り
・苦味、酸味のバランスが良い
・コーヒーの最高級品として知られる
コスタリカ・産地:コスタリカ産
・透明感があり、明るく上品な酸味、苦味
・長く続く豊かな甘み
・柑橘系の芳醇な香り
ハワイ/コナ・産地:ハワイ産
・芳醇な強い酸味、やわらかい甘い香り
・すっきりした後味
・世界三大コーヒーの一つ

北アメリカは、コーヒー豆の栽培をしている国が多いです。

南アメリカの特徴とも似ていて、バランスの良いコーヒー豆が多いことが特徴

アフリカ

アフリカ
モカ・産地:エチオピア産
・エチオピアは、コーヒー発祥の地
・モカコーヒーの生産量95%がエチオピア産
・コーヒーが苦手な方や初心者におすすめ
・エチオピア産は、独特な酸味とフルーティーな香り
ケニア・ケニア産
・強い酸味でキレがある
・芳醇で重厚な風味、後味すっきり
・柑橘系の爽やかな酸味と香り
・上品なアロマを感じる香り
・ヨーロッパで人気があり、高額で取引されている
キリマンジャロ・産地:タンザニア産
・強い酸味、甘い香り
・豊かなコク、芳醇で重厚な風味・ストレートがおすすめ
・世界三大コーヒーの一つ

アフリカのコーヒー豆は、酸味と香りが強いことが特徴です。

noaの夫
noaの夫
モカやキリマンジャロは、コーヒー初心者でも聞いたことがあるほど有名だね♪

日本で馴染みのあるモカやキリマンジャロに比べ、ケニアのコーヒー豆はヨーロッパで人気があります。

noa
noa
最近では日本でもケニアのコーヒーを取り扱うお店が増えているよ!

西アジア

アジア
モカ・産地:イエメン産
・モカコーヒーの生産量95%がエチオピア産
・コーヒーが苦手な方や初心者におすすめ
・イエメン産は、強い酸味と爽やかな香り

東南アジア

アジア
マンデリン・産地:インドネシア産
・コクのあるやわらかな苦味、上品な風味
・酸味が弱い、強めの苦味と深いコク
・スパイスやハーブがミックスしたような独特な香り
・ミルクとの相性が良いため、カフェオレに最適
トラジャ・産地:インドネシア産
・独特な苦味と香り
・やさしい苦味と深いコク
・クリーミーやスモーキーと表現される芳醇な香り
・ブラックでもミルク、クリームとも合う
パプアニューギニア・産地:パプアニューギニア産
・浅い焙煎:軽くてクセの少ない風味
・深い焙煎:切れの良い強い苦味とコクのある風味
ベトナム・産地:ベトナム産
・栽培の殆どがロブスタ種(近年ではアラビカ種も栽培している)
・苦味と渋みが強く、香ばしい香り
・ブレンドやインスタントコーヒー用として使用

東南アジアで栽培されているコーヒー豆は、独特な香りが特徴的です。

noa
noa
独特な香りがお好きな方やいつもとは違うコーヒーを楽しみたい方におすすめ!

まとめ

今回は、コーヒー豆の種類や品種、特徴をご紹介いたしました。

noa
noa
私のように有名なコーヒー豆なら知っているけどそれぞれの特徴までご存じない方もいらっしゃるはず!

数あるコーヒー豆でも特徴をよく知っていることで、自分好みのコーヒー豆が選びやすくなります。

noa
noa
気分を変えていつもとは違うコーヒー豆にも挑戦しやすくなるね!

コーヒー豆の種類や特徴を知り、よりコーヒーライフを楽しんで頂けたら嬉しいです。

ABOUT ME
noa
宮城在住30代主婦。マイペースなコーヒー初心者!日常生活で手軽にコーヒーを楽しみたい。そんな気持ちからコーヒーに関連した商品や知識・雑学、足を運んだカフェなどを紹介。コーヒー初心者が学びつつ情報を発信中!